Nothing’s gonna change my world

音楽

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ビートルズのソングライティングで好きなのは、

時にクラシカルでかつ王道ソングライターのポール・マッカートニー、

音楽への探求心を感じるジョージ・ハリソンなのですが、

一番好きな曲はジョン・レノン Across the univers です。


ポールやジョージは音楽家というイメージがありますが、

ジョン・レノンはポールと共にメインライターではあるものの、

ロックだとか、革命家とか、カリスマロックスターのイメージがあります。

ドアーズのジム・モリソン

初期ピンク・フロイドのシド・バレット

ガンズ&ローゼズのアクセル・ローズ

ニルバーナのカート・コバーン

のイメージで、楽譜を読み書きする感じではないカリスマミュージシャンタイプです。

そんな彼のビートルズでの立ち位置を良く表している曲が 、

ノルウェーの森 だと ちゅう は思うのです。


インドに傾倒しているジョージが書きそうノルウェーの森 ですが、

何でも出来るポールの作曲ジョージを生かすチームプレイ

ジョージは、シタールの名演もそうですが音作りの面で一番の貢献をしています。

ジョンは作詞でこの曲に関わりますが、

この詩の内容が全然ノルウェーの森じゃないのです。

ナンパした(された?) 歌でその気になっていたのに、その娘に逃げられたので、彼女のノルウェーの木材で建てられたこの家を燃やしてやった。ノルウェーの木材は良く燃えるね

くらいの内容(笑)

まぁ、原題が Norwegian Wood だからWoodsとは言ってないんだけどね。

副題も this bird has flown なので、ノルウェーの小鳥ちゃんの止まり木 みたいな歌なのでしょうか。

どっちにしろ燃やす必要性は皆無だけどね。

ポールが考えた話という説もありますが…

なんというか、これが ちゅう のジョン・レノンのイメージ。

世界平和だとか、戦争反対言われても、

イマジンがテレビで感動的に使われても、

ちょっと盛りすぎの演出でしょという感じがいつもしてます。


確かに前妻シンシアとの別れ、オノ・ヨーコとの出会い、インド訪問などを糧として、

思考思想、宗教観、音楽性、人間性と大きく成長したのは間違いない事だと思います。

そして優等生ビートルズ、アイドルビートルズ、羨む程のポールの才能、音楽の方向性、

その辺りからバンドと決別して、エゴスティックに自分を表現したいのは当然のことだと思います。( ビートルズでの限界 ? )

そんなビートルズのラストアルバムからの一曲、ジョンが手掛けた アクロス・ザ・ユニバース

タイトル通り宇宙規模の名曲です。

Bitly


前妻とのすれ違いオノ・ヨーコとの出会いインドや宗教への思い、

そんなものやら、感情やらがごちゃ混ぜぐるぐる

自分にとって一大事であっても、どんなにか悲劇であったとしても、

宇宙規模ではどうでもよいこと

ちゅう の個人的な話ですが、身体に脳出血の後遺症が残ったとき、

立て続けに子供と別れたとき、絶望を感じたそんな時に、

冬道を歩きながら、ゆっくりゆっくりこの歌を口ずさんだのを想い出します。

jai guru deva,om ジャイ・グル・デーヴァ、オム に続いて・・・ (神聖なる導師に栄光あれ )

Nothing’s gonna change my world ( 何事も俺の世界を変えることはできない )

のリフレインが、メロディーと歌詞の意味と上手く合致して美しく調和するのです。

ちゅう はこの曲に救われました。自分の身に起きたことが些細なことに思えました。

ノルウェーの森も哲学的なアクロス・ザ・ユニバースも彼の作った歌

どちらも常人離れしてますが、やはり流石ジョン・レノンと思います。

ビートルズもポール・マッカートニーもジョン・レノンも、それほど熱を上げた音楽家とはいえませんが、

ポール を越えるソングライターは、確実にいないし

ジョンを越えるカリスマを、未だ見たことはありません

同じ考え方をしている方は、たくさんいらっしゃると思いますが、

好き嫌いは別にして、

ビートルズは史上最強のロックバンドであることは間違いないでしょう。

だからこそ、令和の時代になっても彼らは影響力を持つのでしょう。

もちろんジョン・レノン個人も。


彼を利用したり、神格化したり、平和のシンボル化は ちゅう 的には本当に止めて欲しい。

彼はそんな事望んでいないと思うし、彼はロックスターなのですから。

もちろん彼は晩年、平和や愛が関心事なのは発表したアルバムでもまる分かりでしたが、

彼を神格化するのなら、彼の良い事も悪いことも、きちんと理解して受け入れて欲しい

彼が発したメッセージや音楽以上のことで称賛することは絶対間違いです。

彼がやって来たことに尾びれ背びれつけるのは、

彼の表現力が足りないから足してやった、という彼への侮辱であって、

彼を利用する人の傲慢ですよ。

シンプルに戦争反対、差別反対、平和、愛のジョン・レノンは、

ボブ・マーリーフレーディ・マーキュリーKAN全く同じただの音楽家ですよ、と常々思っている ちゅう でした。

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