母から部屋で使っている携帯用DVDプレイヤーの調子が悪いと言われました。動作の確認をしたところ読込みが上手くいかなかったので、レンズの掃除と機器の埃とりで使えるようにはしました。
ただ機器も古いので ちゅう が使ってるノートパソコンでも使わせようかと考えていたところ、仕事用の先代ノートパソコンの存在を思い出したのです。
ちゅう は最初の商社勤めで大手ハウスメーカーを相手に店舗用設備機器の営業を担当、JW_CADというCADを使って建築図面に機器の落とし込みをしていました。JW_CADを使って、家でも外でも仕事が出来るよう購入したのがその先代PCでした。
その頃のデーターのやり取りはフロッピーディスクという媒体でしていました。(すぐにCD-Rになりましたが) ハウスメーカーの協力会社は大手から地元の業者までと広く、ネット環境の安全性が担保出来なかったため、メールでのデーター交換は禁止されていました。
この頃はPCない企業とか普通にあった時代でしたから。光学ドライブをそれほど使ってなかったPCだったらDVDとして長く使えるのでは、と ちゅうは考えたのです。
そのwindowsXPのノートパソコンはすぐに見つかりました。10年近く眠っていたので立ち上げに時間がかかったこと、冷却ファンが少し鳴くくらいで特に問題はありませんでした。ただ自分の記憶にない画面が少し不気味でCドライブ、Dドライブを確認してみました。

Cドライブはprogramfileにsportsinteractiveというサッカーのゲームのフォルダーがありましたが特段変わったことはありません。ただCADはアンインストールしていたようです。会社を辞めたときに自分から上司に消去を確認して貰っていたことを思い出しました。
サッカーのゲームはCDが後で見つかり無事に動きました。footballmanagerという海外のゲームです。サッカー好きには有名なタイトルですね。
次にDドライブを開いたところフォルダーファイルが10個程、気になったのはトレーニング、work , game と3つありました。
トレーニングは私が脳出血で倒れた時のフォルダーで、新聞記事や雑誌記事をトレーニングとしてwordで打ち込んだものでした。文字の形を忘れひらがなをノートに書いたり漢字ドリルを何冊もこなしたり様々なトレーニングしたことを思い出しました。
work はsourcenextのチラシ作成ソフトとそれで作った何年分かの年賀状原本、他に再就職用の履歴書、職務経歴書などがありました。

最後のgameフォルダーはシュミレーション、アドベンチャー、ノベルのジャンルのPC用のフリーゲームが入っていました。いわゆるギャルゲーと言われるやつですね。病気をする前からはまっていました。2000年初期の作品ばかりで少し絵の古さはあるもののシナリオがどれも優秀なものばかりです。
ちなみにそのフォルダーに入っていたタイトルは 時の故郷、again、I’m 、夢の少女、ヒトナツ夢、春風は夏の陽射しと共に という作品でした。
どれもとても良くできた作品なのですが、特にI’m は【ちゅうの涙なしでは見られない3大作品】のひとつで、映画 ゴースト、アニメ 四月は君の嘘とともに号泣間違いなしの感動の物語です。久しぶりにプレイしましたがそれほど違和感なく楽しく、最後は大号泣で終わりました。

I’m は三人のヒロインが登場 ①同級生の活発な女の子、②妹系幼馴染み、③不思議な先輩 とのエンディングを目指すのですが①から順番に攻略していくといいです。ただ時間は大分かかります。が、やる価値はあるあると思いますよ。
I’m 心の向こう側に と検索するとダウンロード出来るようです。これはPC用のフリーゲームなのでスマホでは出来ませんので念のため。
I’m 心の向こう側に https://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se328160.html

ちゅう が脳の疾患のせいで記憶が曖昧なところがあったのでしょうか。見つかったPCの画面を見たときそれが不気味に感じましたし、PCの中身も私が思っていたものと結構違っていました。不思議な発見でした。でも久しぶりにゲームを楽しむことも出来たのです。
仕事専用機と思っていたパソコンにギャルゲーが沢山あったのはかなり衝撃受けましたけども。
母のDVD不具合からのPC探しに始まり、ちゅうの病気の痕跡の一部分を見ながらのPCの中身の探検は、以外にもドキドキワクワクしたものでした。

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