悲運のマイヒーロー

スポーツ

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5月21日のオークス。

久しぶりにクラシックで大物候補を見たような気がします。

リバティアイランド

数年前の牝馬三冠デアリングタクトも期待したけど、

3歳時のジャパンカップでの3着を最後に普通の有力馬になった感じ。

リバティアイランドには、

無事是名馬で成長してもらい、

海外遠征して伝説を作って欲しいものです。

そんなオークス、来週の日本ダービー の情報をネットで拾っていると、

本日19時から、BS11で、

ウマ娘 のアニメ新作をやるとのこと。

5月28日の日本ダービーの日も19時から続きを放送です👍


アニメ見ると言っても、深夜のアニメしか拾ってない ちゅう は、

ウマ娘の新作があることを放送当日に知り、歓喜。

更に概要を見て、ナリタトップロード という馬がメインの話だと知り、

正直なところ、どうしてトップロード?感があるも、でも歓喜!

どうして?というのは、

ナリタトップロードアドマイヤベガテイエムオペラオー という、

あまり話題にならなかった世代の話をアニメでやるの?

という個人的感想です。

エピソードは最高なんだけど。

ナリタトップロードは 一番好きだったマヤノトップガン という名馬と似ているところがあって、

大分追いかけた(馬券を買った)馬だったし、とても嬉しいニュースだったんだけどね、個人的には。

競馬好きが集まるとよく話になるのが、

一番強い(強かった)のはどの馬か、という答えの出ない話になるのですが、

そんな話のときにこのテイエムオペラオー世代の扱いは、

とても冷たいものが多いのです。

それがアニメ大丈夫?の理由。


今回のアニメは、

3歳の時だけ出走出来るクラシックレースという三つの大きなレースを、

3頭のライバルが競う話なのですが、

クラシックレースの次の年からは、オペラオーの一強が続く、ライバル不在の時代になります。

(正確には別のライバルっぽい馬が出てきます)

テイエムオペラオーは、

マンガや大谷サンの世界観のように、強すぎるチート馬なのですが、

オペラオーは周りが弱いから勝ち続けられた、という意見をいう方が多いのです。

現在だと日本で強い馬は海外の競馬に挑戦するケースが増えてますが、

オペラオーは海外挑戦をしなかったため、そのことも正当な評価を難しくしています。

世代と世代の間を繋ぐ有力馬との比較でいえば弱い世代とは言えないと思います。

又、アニメの主人公ナリタトップロードは、長い距離、3000mのレースの世界レコードタイムを作ることになるのですが、

これは2022年になるまで、

阪神競馬場3000mのレコードタイムになっていました。

これらからみても、それほど弱い世代ともいえないと思うんだけどね。

そんな不遇な評価をもらう世代の話ですから視聴者に受け入れられるか心配なのですが、

逆にナリタトップロードテイエムオペラオーなどにスポットライトが向けられるチャンスでもあります。


ウマ娘 プリティーダービーRoad to the Topは、

実在した競争馬を擬人化、女性アイドルの要素を絡めたアニメで、

アニメのシリーズとしては3作目になります。

https://amzn.to/3SA1qmi

1作目は スペシャルウィーク

2作目は トウカイテイオー

という名馬が主人公でした。

元々はアプリゲームの宣伝の意味合いが強かったのですが、

残念ながら、ゲームの方は数年遅れてリリースされることになりました。

それでもアニメが大ヒットすることになります。

アニメ ウマ娘は競馬の史実に沿って進む物語なので、

大まかなストーリーは競馬好きであればわかるのですが、

実際にドラマチックな展開が多いので、競馬ファンだけでなく多くの新規ファンを生みだすことになります。

そして人間と同じように馬にも性格や個性があります。

それを各馬ごとに丁寧に落とし込んでいるのでキャラクターがいきいきとしています。

遅れていたアプリとの相乗効果もあり、

アニメもアプリも大ヒットとなり、

現在もブームは続いています。


クラシックを戦う3歳馬3頭の紹介からすると、

クラシックの第一弾皐月賞の1600mを勝つことになるのが、テイエムオペラオー

こちらは牡馬 (ぼば、オスのこと) のレースですが、

牝馬 (ひんば、メスのこと) の方には、桜花賞という同格レースがあります。

オペラオーは4歳になってから圧倒的な力をつけ一年間だけで中距離、長距離の主要なレースすべてに勝利してしまいます。

( 天皇賞春、宝塚記念、天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念。この5レース全てに勝利できた馬は現在でもオペラオーだけ )


クラシック第二弾日本ダービー東京優駿2400m)、は アドマイヤーベガ が勝利します。

(牝馬の方はオークスというレースがあります。)

アドマイヤーベガ武豊が乗る馬で、

武騎手はアドマイヤーベガの母親であるベガ の主戦騎手でもありました。

日本一のジョッキーが、超良血馬に乗るという人馬ともにスターのパートナーでしたね。

因みに、ベガ は競争馬時代に、桜花賞、オークスと勝利しています。

クラシック2勝の名牝ですが、3つ目にホクトベガという馬に負けた時のアナウンサーの、 

ベガ は ベガ でも ホクトベガ という名実況が有名になりました。

(当時はエリザベス女王杯という馬齢制限のない牝馬限定戦だった 現在は秋華賞)


そしてクラシック最後の戦いは長距離3000mの菊花賞

(牝馬は秋華賞で距離は2000m)

主人公ナリタトップロードはなんとか最後のクラシックレースをもぎ取ります。

そしてこの勝利が JRA最高峰のレースグレード、

G1レースでの初勝利となります。

このレースで、トップロードにとっては有利な面がありました。

有利は距離延長

日本ダービー、2400mのレースの時も有利とされていましたが、更に600mの延長になります。

距離の適性に左右するのは血統。

サッカーボーイは長距離血統だったのに短距離で力を発揮する馬でしたが、

仔は総じて長距離が得意な馬になります。

仔のトップロードはとても穏やかな馬でした。

アニメでもその辺りは描かれると想像してます

このように得意な長距離戦で最後のクラシックを勝ち取りましたが、

このレース以降、トップロードには様々な不利、不運が付き纏うことになります。

菊花賞馬となり、明るい未来を期待していたのですが…


牧場で産まれた仔馬は2才の時の2月になる前に厩舎を選びます。

評判の良い馬はより良い環境を選び、良い調教を受け、よい騎手に乗って貰います。

アドマイヤベガのように。

トップロードの父サッカーボーイは国内産の種馬なのですが、

アドマイヤベガの父は外国産のサンデーサイレンス(有名なディープインパクトの父)、

テイエムオペラオーの父も外国産のオペラハウス

日本車か外車かみたいな違いがあります。デビュー前から解る情報も大事ですよ。

ちゅう のこどもか、大谷翔平のこどもか、とか…

この時点で小さくはない差があるでしょうね。


次は能力の問題や不運で、彼に不思議とついて回るものでした。

①重馬場が苦手

②ナリタトップロード事件

③中山競馬場が苦手

の重馬場というのは雨に濡れたコースのことで、泥んこレースが苦手な馬は多いです。

トップロードも重馬場を苦手にしていました。

逆に得意としている馬もいるのですが、競馬のギャンブル性にも馬の名誉にも関わってくる重要なファクターなのです。

は、

ナリタトップロードが、他馬に進行の邪魔をされたことがありました。

更に騎手が落馬

ナリタトップロード事件 と言われる事故はこのことです。(トップロード5歳の時)

斜行したステイゴールド(実力馬)はトップでゴールするも、当然失格。

結局ライバルのオペラオーが勝ち馬になりました。

一方で被害者側のトップロード陣営は、渡辺騎手はケガ

トップロードも事故のショックから竦んで歩行障害を起こし、出走予定だった天皇賞秋を回避することになります。

の苦手な競馬場もトップロードに限らずよくあることですが、

彼(アニメでは彼女)は飛びの大きい走りというか、大股の走り方なのでコーナーが 上手くないウマ なのです。

競馬場により右回り、左回り、直線が長い、短い等特徴がありますが、

彼は中山競馬場の小回りを苦手としています。

中長距離の中山競馬場のレースといえば、クラシックレース最初の皐月賞と、年末のファン投票で出走の可否が決まる 有馬記念が代表的なレースですね。

ところが

本来は東京競馬場で開催する天皇賞秋ジャパンカップというレースが、

東京競馬場の改修工事のため中山競馬場に変更(涙)

まれに開催が変更になることはあるのですけれど。(トップロード6歳時)

にその天皇賞秋は苦手な雨とあまりにも不憫でした…

しかも惜しくも2着…せめて雨か中山競馬場のどちらかでも違っていたら


トップロードが入る厩舎は小さいながらも、とても人間味のある沖厩舎で若くて実績の少ない渡辺騎手を主戦騎手にします。

渡辺騎手はトップロードと共に第一線のレースに初めてたち、

大きなレースでも勝ち、

目標のクラシックの舞台まで登りつめます。

渡辺騎手にとって重賞初勝利は相棒トップロード

唯一のG1勝利も相棒トップロードでした。

Road to the top という副題は トップロードだけではなく、

沖調教師、渡辺騎手との共闘の道のりなんだと思います。

トップロードが強くなって来ると周りは、良いジョッキーに変えろだとか、

違うジョッキーだったらもっと凄い馬になれた、という人もいましたが、

沖調教師はほとんどのレースを渡辺騎手に託しました。

最後のレースは香港に遠征する予定でしたが、有馬記念のファン投票で予想外に1位となり、

苦手な中山競馬場でしたが、ファンのために出走を決めることになります。

みにそのレースも雨でした。(4着)

投票の1位になれる成績ではなかったのですが、

ファンはトップロードと渡辺騎手のコンビを見たかったのだと思います。

ちゅう はそうでした。

勝ち負け以上にいろいろ教えてくれたコンビだったし、

馬券とれなくても、次は頑張れと応援できるコンビでした。

ただ、トップロードの物語はもう一つ残っていました


ナリタトップロードは競争馬引退後、種馬となります。

穏やかで人懐っこいトップロードは牧場の人気者になりますが、

3年後に病気で天国に旅立ってしまいます(号泣)

11月7日に亡くなるのですが、

その日は奇しくも初めて(そして唯一の)G1レースに勝った菊花賞の日でした…

ちょうど6年前にトップに登りつめたその11月7日に…

何でこう不公平なんだと、怒りに似た感情が出たと共に、渡辺大丈夫かな、と。

当時は大分凹んだのをよく覚えています。

ナリタトップロードの友人渡辺騎手は、2012年に騎手引退

トップロードと共にお世話になった沖厩舎の調教助手となります

その後調教師試験に合格、現在は厩舎を開業、調教師として活躍しています。

渡辺調教師には沖調教師のように人間味のある仕事をして、

第2の渡辺✕トップロード のコンビを育てて欲しいです。

今回のアニメ、ウマ娘 Road to the top はどのようなエンディングをむかえるのか分かりませんが、

涙腺崩壊が得意な ちゅう にはただただ大号泣する未来しか見えません

5月28日の午後7時からウマ娘みたほうがいいですよ、と皆様に薦める ちゅう でした。


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