Soundtrack of my lifeの三回目は、アルファベットの C から始まる Color でリストしてみたいと思います。
前回の Bittersweet が思いの外、甘くポップだったので、今回は少しちゅう 好みのマイナーなロック中心でいきます。
今回は綺麗な色よりはくすんだ色になりそうです。
最初にプレイリストを載せますので、こちらを聴きながらお付き合いください。
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1. Red Crown Ⅱ / Liturgy
バンドの中心メンバーにして哲学者にしてトランスジェンダーのハント·ヘンドリクスの創るブラックメタルは歌詞が難解過ぎます。
ほとんどのブラックメタル系、ポストブラック系とはベクトルが違いますが、イーサンとかトム·G·ウォーリアみたいな大物と同じ天才なのかと思えてきました。
ニューアルバムは良さげなので聴いてみて欲しいです。
2012年のアルバムにあったRed Crownの第二弾で今回はインスト。彼女の音楽性を代表するものではないですがオープニングに使えるなと。
血ノ王冠ナノカナ。施政者ノ圧政? チノニオイ
2. Black Smoke / Blues Pills
ラーキン·ポーあたりよりも70年代の香りが凄いブルーズ·ピルズ。このアルバムの頃はジャニス·ジョプリンの再来の本命、と思ったけど普通にいいバンドに落ち着いた印象です。
70年代、サイケ、ジャニス、ブルース好きはハマります。ファッションも70年代タイムトリップです。
肺が真っ黒になりそうです。(非喫煙者)
3. Silver / Jesu
シューゲイザーの代表格バンドが、以外を産み出すナパーム·デスからとは。
最速デスメタルから最遅ドゥームバンド(カテドラル)、汚いデスメタル(褒め言葉)から今回の美しく轟音シューゲイザーのイエスが産まれました。ナパーム·デスはいろんな部分で凄いデス。
差し込む光のようなシルバーという曲の轟音シャワーを浴びてください。
4. Evergreen / The Wishing Tree
ポストプログレ、マリリオンのギタリストのスティーブ·ロザリーのサイドプロジェクト。1996年作。マリリオンのブレイブやアフレイド·オブ·サンライトの頃の作品で同様ポストロックの流れを組んでます。
ちょっと舌足らずな女性ボーカルが見た目からも妖精そのもので、こちらはこちらで好きな音楽でした。
エバーグリーンにぴったりな歌声です。
5. White Line / Allan Holdsworth
学生時代、バンドをやっていた知り合いがアラン·ホールズワースの輸入盤を無理やり貸してくれたのが最初。ちゅうは正直メタルしか興味を持てなかったのでまじめに聞かなかったのです。
ジャズフュージョン系の人と色眼鏡はやめないと、と後悔。ホワイト·ラインの長いギターソロは流れるような音の繋りでとても心地よいです。
この歌詞をみたのですが真っ白な自分の道を行きなさいという歌なのかなぁ。色のついた誘惑に引き込まれないようにと。
6. Red / King Crimson
クリムゾンキングの宮殿というプログレにとっても、ブリティッシュロックにとっても重要なアルバムですが、ちゅうにとってはこのレッドを含むRedというアルバムが一番のお気に入りです。
この危険域レッドの緊張感とスターレスいう曲の静寂が更に緊張感を高めていきます。
この時代のクリムゾンはトリオ編成ですが音の厚み、パワーで最強メンバーだと思っています。メンバー間の不和で長続きしませんが。
only see, starless and bible black …
親友との決別の歌らしいのですが、この後キング·クリムゾンは実際に解散してしまいます。(その後復帰)
7. Black God / My Dying Bride
ゴシック、ドゥームの代表格バンド。メロディーの暗さ、儚なさ。邪神かな、ブラック·ゴッドって。ヨーロッパはゴシック、ドゥームの混ざるバンドはあるけどアメリカならゴシックと煙たいロックンドゥームは混ざらないケースが多いです。
悲しいヴァイオリンと呟くようなボーカル。結構癖になります。
8. Grey Garden / Windhand
こちらは大御所ブラック·サバス系のドゥームでウィッチ系女性ボーカルのバンドです。
この手のバンドが好きでしかも女性ボーカル。ちゅう の理想上のバンド形態ですね~
草花の枯れたガーデン? 種を蒔いたばかり?

9. Silver Lining / Kacey Musgraves
ヒット後も少しカントリーを踏んでいるケイシー·マスグレイブス。みんな売れるとポップ歌手へ移行する女性カントリー勢ですが。(テイラー·スウィフトはたまにカントリーやってるかな)
アリソン·クラウスが好きな ちゅう には彼女のようにバンドを組んでカントリーを続けて欲しい思いがあります。
アイドルカントリーシンガーみたいのが多くて、売れたらカントリーから足を洗って、みたいなケースはどうにも気に入らないです。
10. House of The Glass Red / Rosalie Cunningham
ウインド·ハンドと同系列パーソンの紅一点ロザリー·カニンガムの傑作アルバムより。
赤いガラスの家ですから普通の家ではないしドラッグ系の70年代ソングでしょうか?
彼女はパーソン時代もソングライトに自信を持っていたと思うのですが、ソロでは制約がなくなったかのように自由にやってる印象です。
とにかく彼女には才能を感じるので是非聞いて見て欲しいですね。
11. White Thread / All My Faith Lost…
イタリアのゴシック風味のフォーク系鬱バンド。似たようなジャンルが難しいです。昔紹介したダークハーやゴシックメタルのマイ·ダイイング·ブライドとかアナセマかなぁ。
曲はゴシックぽいけどメタル要素がない感じです。
昔はプログレの一貫で聞いた気がするんだけど、暗さしか感じた記憶だけで曲名も何も思い出せません。
ホワイト·スレッドは2017年と最近の曲です。今度は忘れずに頭に残りそうな曲です。
12. Seppia / Picchio Dal Pozzo
イタリアのプログレバンド。ジャズやカンタベリーの影響下といわれてますが、即効性、実験性は元々イタリアのシーンで顕著な部分ですからね。
フランク·ザッパっぽいけど結構シリアスなんですよね。オパス·アヴァントラのファーストみたいな。聞いていて発見が多く癖になるバンドです。
セピアというタイトルが似合いますね。この曲。
13. Sleepy Silver Door / Dead Meadow
趣味の悪いジャケット絵に惹かれ聴いたら、ちょっと予想違いの70年代ドゥームで以外とカッコいい。
ブラック·サバスのおどろおどろしさを無くした感じでボーカル替えれば出来上がりです。
昨年アルバムを出してたのを今知り早速聴いてみたいと思います。
寝る銀の扉は、開かずの扉かな。銀の扉だから明るく輝くものが扉の向こうにあるのでしょうか。自分の中に眠らせている才能を解放する歌?
14. Red Shoes / Syndone
イタリアのプログレバンドでキーボード奏者に特徴のあるベテランバンド。
英語で歌ってもイタリア人とわかるボーカルは暑苦しさもそれほど感じずでも情熱的でGOODです。
一時期この曲が頭から離れず口ずさんでいたのですが、確かに中毒性のあるレッド·シューズです。

15. White Cluster / Opeth
スティーブン·ウィルソンやハットフィールド·アンド·ザ·ノースのデイブ·ステュワートというプログレ界の大物との作業、メロトロンの使用などからプログレッシブ·デスメタルと呼ばれるオーペス。
最近でもグロウルとクリーンボイスの使い分けはあるけどそんなにデスでもないかな。
このアルバム、スティル·ライフの頃であればハードでプログレでデスだったけど以降は70年代ロックですね。
このバンドに関しては初期のメタルでやって欲しかったです。それだけ良かったのに。
このホワイト·クラスターは詩もカッコ良いので見て欲しいです。
16. Black Snow / Triptykon
セルティック·フロスト解散後のトム·G·ウォリアーのメインバンド。
後期セルティック·フロストを継承するバンドで、CDジャケットも昔のように同郷スイスのH·R·ギーガーの絵を使っています。(映画エイリアンで有名な人)
とにかくこのブラック·スノーは雪なのに重く、黒であるより暗い絶望の歌ですね。
曲がドゥーミーで重くカッコ良いBlack Snowで締めてみました。
今回もお付き合いいただきありがとうございます。一曲でも気にいった曲が出来れば嬉しいです。次回もよろしくお願いします🙇
今回の紹介した16曲、COLORS はコチラ
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