地面を掴めない足
別れ
人生最良の日々
最近、「男と女 人生最良の日々」という映画をAmazon Prime Videoで観ました。2019年のフランス映画であるこの作品は、1966年の同じくフランス映画の名作、「男と女」の53年後の物語という触れ込みに、興味をそそられ視聴するこ...
past love
12回目の SoundAtrack of My Life は、「past love」です。過去の淡い想いを思い出すような曲を集めてみました。出来る限り大ヒット曲ではない以外な選曲を心がけ、古い曲から最新の曲、知っている曲から無名な曲で、感情...
花々に弄ばれた人たち
ここでソフィアから悪魔的解決策が話されます。それは 託卵。ウィレムとマリアの子どもを、ソフィアが産んだように偽装するというものでした。更にソフィアは出産と引き換えに死を迎え(偽装)、コルネルスの元を離れ、ファン·ロースと違う街で人生のやり直しをするという悪魔のような考えを、ソフィアとマリアは選択することなってしまいます。果たして、このトリッキーな託卵が2人の思惑通り上手くいくのか?
24年上半期に観た映画
気にいった映画は何度でも見たくなる 私、ちゅうは、そういった作品は、DVDを購入したり、ダビングして保管することが多いのですが、今年はたくさんの映画を観るという目標に比例して、買いたいDVDが増えてしまい困っています😑ただ、今はサブスクでの...
大人の夏休み
子供たちが小さい頃は、子供たちの夏休みが始まるとともに、夏が来た、と感じていたものですが、病気をして、妻に逃げられ、独り身になってからは、夏のありがたみが薄れてきました。6月に暑い日が続けば夏が来たと錯覚し、7月にもっと熱くなれば、本格的な...
愛の選択
どちらも落ち度など見当たらない好青年でしたから、アリーは過酷な審判をくださなければならなかったのです。だからこそ年を取り認知症になり自分の存在をも忘れたアリーを、献身的に支え全力で愛してくれるデュークが、アリーが選んだ人で良かったと思えるのです。ベターな選択が出来た、と。
水の精霊
ベルリン天使の詩は、西ベルリンでの撮影でしたが、当時はベルリンを東西に分ける「壁」がありました。古い歴史のある街ではないですが、ベルリンにしかない特異な歴史を持った街です。水を抱く女、ウンディーネは、アレクサンダー広場近くのアパートに住んでいたので、旧東ベルリン側の位置にあたります。映画の中のウンディーネの都市計画の説明で東ベルリン側の建物の名前が出てきました。大きな森も東ベルリン側にあり、ウンディーネはその森の沼からやってきたのでしょうか。
剝がせないレッテル
弁護士の城戸は優秀で真面目な弁護士として、立派な豪邸、美しい妻、愛する息子と一見何も不満ないかのように描かれていますが、妻や妻の両親との会話などから、どこかギクシャクしたものを感じます。実際両親からは、帰化したことを前提で在日を悪くいうシーンもありましたし、そういうことを自分自身納得させて、得たポジションが、金持ち、弁護士、帰化だったのでしょう。
いい人間は損をする
10月に入った頃、古い知人から電話があり、あれこれ長電話になったことがありました。その知人が住んでいる土地で体を壊し、現在親元に帰ってきた身として、10年ぶりの声を聞けた嬉しさとともに懐かしさが…その知人も気分が良かったようでグラスの氷の音...
何が彼女をさうさせたか
Prime Videoで見たい映画を探していたが、どれにするか迷ってしまい…日本映画で古い物に絞り探すこと約4時間。 昭和5年作の日本映画、何が彼女をさうさせたか に決定。少し軽い感じの映画を探していたが、とにかく昭和5年に惹かれて、決めたのが24時50分。遅い時間だが、もう昭和5年を止められず、真夜中の宴を始めた。