朝起きて顔を洗おうと洗面化粧台の鏡を見つめると、結構な違和感が。
あれ?片目がない?
具合が悪いからなのか目が見えずらいだけなのかと鏡に顔を近づけて右目を確認。
目玉らしきはあるけど良く見てみると瞼の中が真っ赤、というかどす黒く目玉をくり抜かれたように真っ黒に!!

ナニコレ?? ナンデ??
脳出血で倒れた時も冷静だったと言われた ちゅう ですが、目が真っ黒なのには血の気が引く思いでした。
少しの違和感があるだけで、見た目以外に異常は感じなかったのですが不安が半端なく、直ぐに病院に行くための準備を始めました。
眼科が歯科より苦手な ちゅう でしたが今回は一大事だから急がねば、と思っていました。

注射針が腕に刺さる瞬間を見れないタイプの人なので、特に目に注射とか絶対無理です。目はダメです。
目の手術とか恐ろし過ぎて、目の病気だけは絶対したくないと思っている人間です。
なので時間が経つにつれ、眼科にいくのが怖くなり何度も鏡を見て溜息を繰り返して…
殺されることよりも目をくり抜かれることが怖すぎる ちゅう は病院にいく決心がつくまで、スマホで目の出血について調べていました。(以外にも悪いことはあまり書いていなかった)
普段なら歩く距離でしたが、酷く弱気になっていたので結局タクシーで病院に。メンタル激弱なのでしょうがない。
運転手に二度見され、病院でもすれ違う人に二度見されたので、出来るだけ右目を見られないように自分の順番を待ちました。
そして……診察…
結果はただの結膜下出血ということで、今後の通院も目薬の処方箋もなし。お大事に、と笑顔で返されましたw
呼ばれてから3分も御話したでしょうか。
結膜下出血はくしゃみ、せき、飲み過ぎ、月経等で眼球の外部の小さい血管が破れ白目が赤くなるそうですが、衝撃でも当然血管が破れるとのこと。
ここ何日か風邪気味で喉がおかしかったり、寒気がしたりはあったけど、ぶつけたりはしてない。
考えられるのは目が醒めると右の顔面を(麻痺側)敷布団に押し付けて寝ているのが多いことです。ただ目が赤くなるのは今回初めてなので、不思議な感じもしています。
スマホで患者さんの画像を見ると、ちゅうのは赤過ぎとも思えるのですが、とりあえず一安心。手術とか注射がなければOKと無事に家に歩いて帰ってくることができました。
問題ないと解れば今朝確認出来なかった右目の詳しい観察をしたくなったのですが、赤目の奥の方も(深淵も)コチラを覗いているというアニメの深淵を覗く話を思い出していましたw 確かに隻眼の能力者みたいな顔をしていたのでw
それだけ午前中は不安だったのか、心の余裕が出てきたんだと思います。
それにしても脳出血を起している身からすれば、血管が破れるというのは本当に恐ろしいことです。いとも簡単に破れてしまう繊細な組織。
それと共に人体はとても上手く、丈夫に造られているとも思えるのです。
仕事柄他人の家に上がり水道関係の修理や電気関係の工事もしてきた時期もあったのですが、これらも理にかなったシステムで成り立っています。
それでも10年経てばパッキンやOリングの劣化で漏れが生じたり、水の止まりが悪くなったりします。
ちゅう の身体は50年以上使っていますが部品の交換もなくとりあえず使えています。
尿の切れが悪いとかありましたが特段手直しもせず良く使えるものだと感心しています。

自分の身体の水漏れを石油製品のゴムで造ったパッキンを交換しても、20年も使えばボロボロ。
純正部品なら機能は落ちても100年くらい使えるのですから、生命の創造者はとてつもなく偉大ですよね。(宗教は信じてません)
それにしても、
まだ発症二日目ですが、ちゅう の深淵はどんどん暗く深くなっている模様。このまま赤みが取れなかったら厨二病を真似て暗黒の眼帯を造ってみたい ちゅうでした。(付けて外出するとはいってない)

アイキャッチ画像の原画写真⬆️

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