今までプレイリストは沢山作ってきましたが、
英国5大プログレバンドを中心としたプレイリストってあまり作ったことがないので、今回はコレに乗っかってみたいと思います。
① 5大バンド各2曲を、(キング·クリムゾン、ピンク·フロイド、イエス、E L & P,ジェネシス)
② なるべく代表曲を避けて
③ 長い曲を避けて(長くても10分くらい)
選曲すると共に、
オールタイムのプログレアルバムランキングの上位によく挙げられる、(5大バンド並の評価、もしくはそれに続くグループ)、
④ ラッシュ、マリリオン、スティーブン·ウィルソン、ドリーム·シアター から各2曲と、
合わせて18曲の「progressive…pt. 1」 というプレイリストを作成してみました。
どうぞお楽しみ下さい。
後、バンドごとに ちゅうがオススメするアルバムも書いていますので
アルバム選びの参考にしていただければと思っております。
progressive…pt. 1 のプレイリストはコチラから👇👇👇👇👇
progressive…pt.1In the Court of the Crimson King
〜 King Crimson
Lark’s Tongues in Aspic, Pt. 1
〜 King Crimson
プレイリストのスタートは、プログレの始祖 キング·クリムゾンから。
荘厳な In the court of the Crimson King(クリムゾン·キングの宮殿)に始まり
極限の緊張感が心地よい Lark’s Tongues in Aspic part 1 へと続きます。
個人的にクリムゾンは、5大プログレの中では一番のお気に入りバンド。
オススメアルバムは、一曲目が収録されている「クリムゾンキングの宮殿」と「RED」。
The Great Escape / The Last of You / Falling From the Moon
〜 Marillion
Blind Curve(Live) 〜 Marillion
以前、マリリオンの記事を書きました。
コチラも ちゅうのお気に入りバンド。
リアルタイム(40年前 ⁉)で「Misplaced Childhood」(過ち色の記憶)を聞いてきましたが
未だに大切な一枚になっています。
オススメアルバムは、この「過ち色の記憶」になります。
「Brave」の方も良いアルバムですが、過ち色〜に比べ プログレ色が薄くなっていますね。
プログレ全体が不遇の時代にデビューして、シーンを引っ張って安定した活動を続けている英国の愛されバンド。
日本では評価が低過ぎると思うので(ラッシュもそうだけど)是非とも聴いてもらいたいバンドです。
Starship Trooper 〜 Yes
The Battle 〜 Rick Wakeman
5大プログレバンドの一つ。
イエスの「サード·アルバム」から一曲、
イエスの鍵盤奏者である リック·ウェイクマンのソロアルバムから一曲を選びました。
イエスは 完全に職人気質のテクニシャン揃いのバンドで、プログレバンドの中でも群を抜いていました。
そんな部分で対立も多かったのかな。
リック·ウェイクマンも脱退復帰を繰り返してるし…
リック·ウェイクマンの 地底探検というアルバムは、SF作家の ジュール·ヴェルヌの作品からタイトルをとっています。
「地底探検」は映画もありましたね、確か。
題材としては確かに面白いです、ヴェルヌ作品は。
ちゅうが イエスのアルバムでオススメしたいのは、
「海洋地形学の物語」
ヤコブの梯子(Live) 〜 Rush
Cygnus X-1 Book 1: The Voyage
〜 Rush
ラッシュからは、プログレ色が強めの曲を選曲。
Cygnus〜 はともかく ヤコブの梯子 はあまり知られていない曲かも知れません。(オリジナルはpermanent wave に収録)
ラッシュは有名曲じゃなくても、ライブに合いそうなのが沢山あるんですよね。
是非聴いてみて欲しいです。
もしも、ちゅうが無人島🏝️にいったなら、必ずCDを一枚持っていくことになるバンドなので、
推しアルバムを決めるのも大変なのですが、
「Rush in Rio」という ライブアルバムをオススメにします。
DVD盤だとトリオ編成の彼らの異常な程のテクニックも観ることができます。
ゲディーのうねうね·ぬるぬるベースと、シンセの二刀流は必見です。
(正確にはボーカリストもだから彼は三刀流)
変拍子のベーシストが歌うという不思議な世界です。
The Barbarian
〜 Emerson, Lake & Palmer
Take a Pebble(Live)
〜 Emerson, Lake & Palmer
トリオ編成のギターリスト無しバンド。
(グレッグ·レイクは、ギターも得意な方)
鍵盤奏者としての キース·エマーソンの才能で成り立ったバンドでした。
E L & P のオススメアルバムは断然 「タルカス」
ウルトラセブンの “恐竜戦車”にそっくりな タルカスが大暴れします。(恐竜戦車っぽいけどあんま似てないかなw)
Drive Home 〜 Steven Wilson
Way out of Here (Live)
〜 Porcupine Tree
現代のプログレ系のマルチ音楽家 スティーブン·ウィルソン。
ソロ活動と複数のバンド活動(ポーキュパイン·ツリー がメインバンド)の他に
プロデューサー、エンジニアでも知られ、
プログレ系の昔の名盤のリミックスに携わっており、
キングクリムゾン、イエス、E L & P、ラッシュ、マリリオンなどとの仕事もこなしています。
オススメは彼のソロ作品の、
「レイブンは歌わない」
The Musical Box 〜 Genesis
Moribund the Burgermeister
〜 Peter Gabriel
Peter Gabriel 1: Car CD amazon
ジェネシスといえば、80、90年代のヒット曲連発のバンドを思い出しますが、
元々は70年代を生きてきた5大プログレバンドの一つ。
プログレ時代のリーダーは ピーター·ガブリエルで、
ヒット曲連発時代のリーダーは フィル·コリンズ。
2人の天才を産み出したスーパーバンドです。
今回はジェネシスの曲と、ピーター·ガブリエルのソロ作品から選曲しました。
ピーター·ガブリエル在籍時のジェネシスの作風は多くのフォロワーを生みましたが、初期マリリオンもそんなバンドの一つでした。
ピーター·ガブリエルのソロアルバムは、ちゅうの年間ベストアルバムの候補にも挙げていました。
オススメアルバムは、ジェネシスの
「月影の騎士」
Astronomy Domine (Live)
〜 Pink Floyd
Hey You 〜 Pink Floyd
5大プログレバンドの最後に登場するのは、実績NO. 1の大御所 ピンクフロイド。
彼らはイエスやキング·クリムゾンと違いメンバーチェンジの少ないバンドでした。
この辺がバンドの強みなんでしょうけれど、ケンカも多い。
ロジャー·ウォーターズは後発組の デヴィッド·ギルモアに形式上は乗っ取られてしまい…
ロジャーウォーターズは、フロイド脱退後もフロイドで金儲け、
お互い反目しながら、ピンクフロイドを盛り上げるという結構 win-win な関係を続けています。
フロイドのオススメアルバムは、
「原子心母」
Scene Seven: I. The Dance of Eternity
〜 Dream Theater
Pull Me Under 〜 Dream Theater
ドリーム·シアターを最初に聴いた時は衝撃でしたけれど、
似たようなバンドが増えて
専売特許というわけにいかなくなってしまいましたね。
聴いててワクワクも弱まったというか、楽しいのは演奏の部分ばかりで…
曲作りが弱いのかなぁ。
この2枚のアルバムを越える作品をみてみたいですね。
オススメは、今回のプレイリストラスト曲収録の「Images and Words」
プログレ pt. 1 のプレイリストはコチラから👇👇👇👇👇
progressive…pt.1最後までお付き合いいただきありがとうございます🙇
プログレ絡みの企画が少ないと自覚はしていたので、
今年は何か考えなきゃと思っての今回の企画でしたが、
もう4月。
この前正月を迎えたばかりの感覚でいたのに、
1年が過ぎていくスピードが速すぎて、
時に振り落とされそうな感覚に襲われそうになります。
SNS や最新ニュースに追いかけられずに、
力を抜いて、
あんまりカリカリしないで、
好きな音楽聴いて、
好きな映画観て、
マイペースを取り戻していきたいですね。
あんまり慌てず、ゆっくりゆっくり。
マイペースでいきましょう。

コメント