2024 BEST METAL

音楽

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先週の2024年ベストアルバムに続き、

今週はメタル部門に限定してのベストメタルアルバムを発表したいと思います。


2024年は候補アルバムが粒揃いのイメージで、

前年のCryptopsy の「Lascivious Undivine」のように、簡単には決められない1年でした。

候補アルバムが豊富だったため、

鉄板と思っていたジューダス·プリーストケリー·キングのアルバムは候補から外させてもらいましたが、

決して悪い内容ではなかったんですよね。

悩ましい1年でありました。


そんな、2024年に発売されたメタル系アルバムの中から

ちゅうが評価したアルバム12枚と最優秀アルバムの発表、

更にその12枚から、

印象に残った曲でプレイリストを作成してみました。

コチラも確認してみて下さい。



2024 METAL のプレイリストはコチラから👇👇👇👇👇

2024 METAL
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Neural Hack / Dissimulator

Lower From Resistance CD amazon

Hell Simulation / ATRÆ BILIS

Aumicide CD amazon

2024年のベストメタルを争ったのは、共にカナダのバンドでした。

(昨年のクリプトプシーもカナダ)

カナダのテクニカルなバンド、 ディスシミュレーターアトレア·ビルズ

テクニカルデスメタルを多く輩出するカナダは他の国と少し違い特異に見えますが、

テクデスだけではなくてもテクニシャンを多く産み出しています。

(個人的にはデラプスも🤘)

ラッシュヴォイヴォドの影響が強いお国柄ということでしょうか。

今回のディスシュミレーターは、特にヴォイヴォドの影響を感じます。

ヴォイヴォド+ ウォッチタワー(米国)

といった感じのテクニカルスラッシュですね。

テクニックといい曲の展開といい2024年のベストアルバムに相応しい内容でした。

ということで、

2024年ベストメタルアルバムは、ディスシュミレーターの「Lower From Resistance」で決まりデス🤘 

アトレア·ビルズのアルバム「Aumicide」もとても良いアルバムでした。

2024年のテクデス系バンドでは最上位の評価なのですが、

やはり曲の出来が突出しています。

コチラがベストアルバムでも良かったほどなのですが、

赤ちゃんを使ったアルバムジャケットが🙅(苦手)で次点としました。

ちゅうにとっては、アルバムジャケットというのも重要な判断要素ですからね。


Ode to the Obscene / Blood Red Throne

Nonagon CD amazon

ブラッド·レッド·スローンは、

悪名高いノルウェーのブラックメタル(エンペラーサテリコン)のメンバーが作ったベテランバンド。

印象的なメロディがほんのり残るオールドスクールデスメタル。


The Stargate(Tablet Ⅲ) / Blood Incantation

Absolute Elsewhere CD amazon

前作のアンビエントアルバムで落胆させられましたが

やっぱり戻って来てくれたブラッド·インカンテーション

というか戻ったというのも少し違っていて

従来のテクデス + 前作アンビエントで

完全なプログレッシブデスに移行しているという感じでしょうか。

元からプログレッシブは持っていたバンドでしたから予想はできた内容なんですけどね。

超絶テクのプログレッシブデスから

前人未踏の精神世界を含むプログレッシブデスへと変化していくのでしょうか。


The Farewell / Rotting Christ

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I Can Never Die / Fleshgod Apocalypse

Opera CD amazon

どちらもアルバムジャケットからして好みの地中海メタルバンド二組から。

ギリシャのロッテッング·クライストは、初期のブラックメタル要素が薄まり、エクストリームなバンドになっています。

バンド名や昔のブラック要素が合わさって凶暴なバンドと思っていましたが、

本作では、セルティック·フロストを思わせる音楽性があり好印象です。

もう1バンドは、伊藤政則さんの番組で知ったイタリアのシンフォニックテクデス、フレッシュ·アポカリプス

イタリアのバンドらしい暗黒シンフォニックが基本にあるのですが、

女性ボーカルを挟む、こちらもイタリアらしいゴシック要素が新鮮です。

テクデス系で、女性、ゴシックやシンフォニーというのはこれから増えていくジャンルとなるのかも知れません。


Birthright Abolished / Hour of Penance

Devotion CD amazon

Eidolon / Exocrine

Basking In Fumes of Failure / Swelling Repulsion

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疾走感、勢い、テクニックで畳み掛けてくる伊·仏·米のテクニカルデス3組。

“懺悔の時間” アワー·オブ·ペナンスは、イタリアのバンド。

懺悔など関係なさそうな疾走感と斬れ味が気持ち良いですw

フランスのエクソクライン、アメリカのスウェリング·リパルジョンは、初めて聴くバンドでしたが、かなり好印象です。

この辺りのバンドを聴いていると、メタルは進化している、と実感出来ます。


Critique Programme / Frail Body

Artificial Bouquet CD amazon

フレイル·ボディは、アメリカのメタルコア、ポスト·ハードコア系のバンド。

前作の評判が思いの外良いので聴いてみたのですが、納得の出来。


Mind Burns Alive / Pallbearer

Mind Burns Alive CD amazon

Gut-Brain Axis / Slimelord

Chytridiomycosis Relinquished CD amazon

最後はドゥーム系の2バンドになりますが、

年間アルバムとなるとどうも食指が動かなかったジャンルでもありまして、

ドゥームというと、

最初に聴いたWinterEvokenの衝撃がいつまでも忘れられません。(超えられない…)

大好きなジャンルなんだけれども…

話がズレてきましたが、

ポールベアラーは、アメリカのドゥームバンド。

クリーンボイスと綺麗なメロディで脱落しかけましたが、

コレもありかな、に変わってきたアルバム。

考えてみれば、過去作にもいいアルバムがありましたね、Foundations Of Burdenとか。

スライムロードは、イギリスのデスメタル、ドゥームメタルバンド。

デビューアルバムとは思えない出来で、海外サイトでも評判良さげでしたね。

果たして、転スラリムルのように出世出来るのか、

ちゅうは期待しています。



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2024 METAL
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昔はデスメタルが苦手で、メロディックデスしか聞けなかったのですが、

今やベストアルバムの候補の多くがデスメタルという有様…

正にデスの年でした🤘🤘

超人的なギター、ベースを聞けば、こうなっちゃうんだけども、

今年はブラック、ブラックゲイズ方面やフューネラルドゥームに期待してみたいですね。

あと個人的には、しばらく音沙汰のないトムGウォーリアのアルバムが聴きたいです。

ではでは👋


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