ゴールデンウイーク中は、久しぶりに体調を崩してしまって、ほとんど横になっていたのですが、
映画を観ても頭に入らないし、
音楽もほとんどがうるさく感じてしまう…
とても暇な黄金週間でした。
そんな中で、小さな音で BGM的に音楽をかけていたら、
以前作ったプレイリストの中に“気分良く”聴けたものがあったので、
今回は、そのプレイリストに名前を付けて公開することにしました。
曲の傾向から
①70年代バンド
②ポップな曲や明るい曲が多い
だったので、タイトルを
「70s tenderness 」として
癒し系のプレイリストを作成しました。
正直なところ、
なんでこの曲入れた? というのも あるっちゃある のですが、
気分が優れない時や、具合が悪い時の BGMとしてお使い戴ければ幸いです。
それでは、Soundtrack of my life
「70s tenderness」にお付きあい下さい。
70s tenderness のプレイリストはコチラから👇👇👇👇👇
70′s tendernessMother Nature’s son / Gryphon
70’s tenderness の最初の曲は、グリフォン という英国バンドの Mother Nature’s Son
原曲は P. マッカートニー作のビートルズ作品。(ホワイトアルバム収録)
同じ自然を題材とした同時期に作られた ジョン·レノンの曲は、ホワイトアルバムで発表されなかったのですが、
後に彼のソロで ジェラス·ガイとして陽の目を見ることになります。
グリフォンは、英国の古楽器を学んだメンバーで結成された中世フォークバンド。
ポールの 情景が浮かぶソングライティングはいつもながら驚くばかりですが、
グリフォンのアレンジ力もなかなか。
原曲ビートルズよりも “母なる大地の息子”っぽい良い仕上がりです。
Telephone Line / ELO
ポール·マッカートニーのポップセンスを確実に受け継いだビートルズの後継者 ELO (エレクトリック·ライト·オーケストラ)のジェフ·リン。
この曲でも彼のポップセンスは如何なく発揮されています。
Bell Botom Blues / Derek and the Dominos
未だ現役の エリック·クラプトンの若かりし頃の傑作。(デレク&ザ·ドミノ 時代)
ビートルズのジョージ·ハリソンの妻、パティ·ボイドに捧げたクラプトンのラブソング。
後にクラプトンは彼女と結婚することになります。
Right Before Your Eyes / America
愛はきらめきの中に / Bee Gees
70年代のソフトロックシーンを引っ張ってきた アメリカ と
ポップシーンを牽引してきたビー·ジーズ。
共にポップで優しい曲調のヒット曲が満載でした。
ライト·ビフォア·ユア·アイズは、メロディが秀悦、
愛はきらめきの中に は映画 サタデー·ナイト·フィーバー の挿入歌で、コチラも名曲。
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Ophelia / The Band
オフィーリアといえば、ウィリアム·シェイクスピアの ハムレットに登場する悲劇のヒロイン。
明るい曲調ですが、こちらのオフィーリアは家を飛び出してしまったようです。
大切なものは失くしてからその価値がわかるのでしょうか。
ザ·バンドは、カナダのロックバンド。
ルーツに根ざしたクラシカルなカントリー、ロックンロールバンドです。
脱獄 / Thin Lizzy
Jah Live / Bob Marley
アイルランドのブルースロック、ハードロックで有名な シン・リジィ。
(シン・リジィは、ゲイリー·ムーアや ジョン·サイクスが在籍していた名バンド)
リーダーの フィル・ライノットは、ブラジル人とアイルランド人のハーフですが、
アイルランドの国民的支持を受ける英雄でしたが、
36歳の若さでヘロイン過剰摂取で命を落としてしまいます。
レゲエ先駆者の一人であるボブ·マーリーは、英国人とジャマイカ人のハーフ。
アフリカ回帰の運動家の顔もあり平和の象徴として レゲエの神様と呼ばれています。
Old Time Rock & Roll / Bob Seger & the Silver Bullet Band
ボブ·シーガーは、アメリカ人が好みそうなロックンロールですが、
日本では評価低いですね。
ブルース·スプリングスティーン辺りより日本人が好きそうな曲が多い人だと思うのですがね。
オールド·タイム·ロック·アンド·ロールは、言葉通りのゴキゲン ロックンロール ナンバーです。
Let It Grow / Renaissance
Head in the Sky / Atomic Rooster
ルネッサンスは、英国のプログレッシブロックバンド。
歌姫アニー·ハズラムの美声とクラシカルな演奏隊の組み合わせが、意外と見かけないタイプのバンドですね。
カーペンターズの カレンとも比較されることの多いアニーは、
聴いてもらいたい女性ボーカリストです。
奇人アーサー·ブラウンの残党(⁉)で結成された アトミック·ルースターは英国のハードロックバンドで、
プログレ色、サイケ色が強いバンドでした。
EL&Pの カール·パーマーが初期メンバーだったり、
バンド活動とは縁のなさそうな クリス·ファーロウが在籍していたりと、
大物が輩出されるバンドです。
Thusly Spoken / DUST
今回のプレイリストで、一番知られていないであろう米国のハードロックバンド。
将来において3ピースの3人とも、音楽業界では成功することにはなるのですが、
一番有名どころで ラモーンズのドラムスになることでしょうか。
こちらの ダストはハードロック系のバンドなのですが
今回の Thusly Spokenでは味のあるメロトロンを聴くことができます。
Crazy On You / Heart
70年代、80年代と形を変えてヒット作品を生み出してきた ハートは、
女性姉妹がボーカル、ギターを担う米国のハードロックバンド。
女性ボーカルの アン·ウィルソンの歌声は、とにかくパワフル。
フォークロックが主体の頃の70年代のヒット曲。
(Don’t Fear)The Reaper / Blue Oyster Cult
Dandy in the Underworld / T-Rex
オカルトティクなバンドといえば、ブルー·オイスター·カルトを忘れてはなりません。
(Don’t Fear)The Reaper を直訳すると、
死神を(恐れるな)になりますね。
アルバムジャケット、タイトル、歌詞からもそれは伺えます。
T-REX は、グラムロックの代表的なバンドと呼ばれています。
(デヴィッド·ボウイ もグラム全盛期の代表格存在でした)
グラムロックはファッション的な意味合いが強いのですが(ヴィジュアル系みたいな)
T-REX の音楽は、典型的なロックンロールです。(派手なロックンロールバンド)
ワンパターンなところもあるのですが、ブギ·ナンバーが多く明るい曲調が多いです。
リーダーの マーク·ボランは、交通事故により29歳の若さで生涯を終えます。
Dandy in the Underworld(地下世界のダンディ)は、遺作となった同名アルバムの タイトルナンバーになります。
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Antonio’s Song / Michael Franks
amazon prime music が教えてくれたボサノバの良曲。
こういう曲にハマる年齢となってしまいました😢
Ramblin’ Man / The Allman Brothers Band
今回の選曲の中で、世間一般に知られている曲といえば、
ビー·ジーズの 愛はときめきの中に(How deep is your love)だと思うのですが、
このランブリング·マンも知られている曲でしょう。
でもバンドの名前は知っていても、詳しくは知られていないのが、
オールマン·ブラザーズ·バンドなのかも知れません。
アメリカ土着音楽の代表格的な存在ですから日本でいうと、民謡とか演歌に近いのかも知れません。
アメリカ南部特有の サザンロックの名曲をどうぞ。
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Surrender / Cheap Trick
自分の国よりも先に日本で火が点いたバントといえば、クイーン、ボン·ジョヴィを思い出しますが、
このチープ·トリックもそのタイプですね。
イケメン二人と、イケてない二人の組み合わせもイイ感じですが、曲づくりは本物です。
ポップセンスを強く感じる 楽曲。
King Will Come / Wishbone Ash
ディープ·パープルの リッチ·ブラックモアが、ウイッシュボン·アッシュのギタープレイを気に入っている、
という記事を読んだことがあったのですが、それ以来愛聴盤となったアルバム Argus。
今聴いても古さを感じさせないです。
Is She Waiting? / Ian Mcdonald
King Of Twilight / Nektar
イアン·マクドナルドは、キング·クリムゾンのファーストアルバムに曲を提供したことで有名ですし、
フォリナーの創設メンバーの一人でもあります。
最近お亡くなりになったニュースがありましたが、
プログレからフォリナーと幅広く活動してきた方でした。
ネクターといえば、プログレバンドというよりもアイアン·メイデンを思い出す人が多そうですが、
彼らが、今回の キング·オブ·トワイライトをカバーしたことが始まりでした。
確かにメイデンの中心メンバー、スティーブ·ハリスが書きそうな曲ではあります。
Only a Roach / Humble Pie
Crossing the Styles / Gryphon
昔作ったプレイリストに、この最後の2曲だけ足してみました。
1曲は、英国ロックバンド ハンブル·パイの
心が和む Only a Roach と
最後は、今回のオープニングでもあった グリフォンから1曲、
流れるようなギターに聴き惚れてしまう Crossing the Styles。
70s tenderness のプレイリストはコチラから👇👇👇👇👇
70′s tenderness最後までお付き合いいただきありがとうございます🙇
私、ちゅうが音楽に興味を持ったのが80年代でしたから
少なくとも一世代は前の方の想い入れ曲にあたると思うのですが、
この70年代は音楽にとって、
自由で、何でもありの 黄金年代 だと、つくづく思わされます。
今回作った 優しいプレイリストをとってみても
他の年代とは違う 重み みたいなものを感じてしまいます。
そんな部分を、聴いて感じていただければ幸いです。
今回もお付き合いいただきありがとうございました🙇

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