二人暮らしの母がテレビを見るのを減らし映画やドラマを見たい、ということを何気なく話していたので、理由を聞くと、ある本に感化されたようでした。
テレビを捨てて健康長寿という和田秀樹さんという方の最近の本でした。サブタイトルに、ボケずに80歳の壁を越える方法 とありましたが、ちゅう もマスコミ不信からですが、いらない番組が多いと常々思っていたので、その本を読んでみることにしました。
ある程度予想はしていたのですが、マスコミの問題を問う場面が多く、ちゅう がいつも考えていることと同じ、といえるほどの内容でした。
少しまとめて書くと
①テレビは間違いが多い フェイク、ヤラセあり
②テレビは洗脳装置
③テレビに頼る情報収集は危険
④良い番組(有料含め)を見よう
⑤テレビばかりではなく外に出よう
年代が高くなるにつれテレビの依存が高くその事で洗脳、健康格差、健康不安に高齢の方を引き込んでいるというんですね。
確かに大きな選挙の結果なんかを見ていつも思うのですが、マスコミの予想通りの結果を見ることはほとんどありません。但し年配の皆様の投票結果に関しては別です。洗脳と言われても仕方ないのかも知れません。
著者は敵か味方かの二分割思考だとか、過度の一般化、選択的抽出という言葉を使うのですが、本当にその通りでこれがマスコミと思ってしまいます。
特に二分割思考というのは ちゅう が常々考えていることで、真ん中のない右か左かで区別しようとすることは真ん中を認めないということ、ですよね。
右端、左端の人たちよりどちらかに寄るにしても真ん中の人が多いと思いますけれど。よく言われるネトウヨ、パヨクよりそれ以外の人の方が圧倒的に多いと思いますよ。
マスコミは真ん中にたってネトウヨと戦う構図かも知れないけれども、どう見ても左に立ってますよ。真ん中の人たちは置いてきぼりか、右に立っていると思われてるのでしょうか。

分断というマスコミの好きそうなワードがありますが、これも自分の立ち位置が正義という前提で成り立つ言葉ですよね。
分断なんて最近の話ではなく、歴史上で勢力が右に行ったり、左に行ったり、上に行ったり、下に行ったり、何度も何度もずっと繰り返して来たことであって。
正義、悪の話ではなく、勢力側か対抗側か。インターネットやマスコミが人為的に分断煽ってるだけと思います。勢力を取戻すためにね。
政治信条だけで善悪を決めるのは難しいことでしょう。戦争を引き起こした、犯罪を起こしたというなら善悪の話は分かりますが、そうでないのに善悪を決めるのは傲慢です。
悪を決めるのは誰ですか? 歴史が代わり何度も繰り返したように、勢力が変わるときは善いかも知れません。でもその時今度は誰が悪と呼ばれると思いますか?
ところで ちゅう の母は、金曜日は映画 老後の資金がありません、土曜日は映画 いのちの停車場、日曜日はテレビで どうする家康 2話、月曜日は映画 ドライブ・マイ・カー、火曜日は映画 とんび を見ました。
Amazonの初売りでFire TVを安く買ったのでちゅう は大変喜んでおり、そして母は夜に夜に映画を見るのを楽しみにしているようで、そちらも喜んでいる ちゅう でした。
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